診療のご案内

整形外科医が関わる疾患は乳幼児から高齢者まで多岐に渡っています。
いずれの疾患も正確な診断に基づいた適切な治療法が求められます。

一般整形外科(骨折、打撲、捻挫、切り傷などの外傷)

捻挫の中には種々のじん帯断裂も含んでいるため厳密にはギプス固定や時には手術治療が必要なものまであります。

小児整形外科(先天性股関節脱臼、筋性斜頚、先天性内反足、 偏平足、X脚、O脚)

先天性股関節脱臼や筋性斜頚や先天性内反足は減少傾向にあります。
勤務医の頃には手術治療も行いましたが、今は筋性斜頚、X脚、O脚、偏平足の装具療法などの保存治療を行っています。

スポーツ整形

阪急ブレーブス、オリックスブルーウェーブのキャンプドクターを約16年間勤めた経験から手術以外の運動療法、装具療法、テーピングなどの保存治療にも力を入れています。
肩や肘のスポーツ障害や膝の障害などで精密検査や手術が必要な方は病院を紹介しております。

関節リウマチ

関節リウマチでは生物学的製剤(エンブレル等)による抗サイトカイン治療を主体とした薬物治療に重点をおいています。
この抗サイトカイン治療は当院では2005年4月より開始して良好な治療結果が得られ喜ばれています。

変形性膝関節症

変形性膝関節症に対しては運動療法、装具療法、ヒアルロン酸ナトリウム製剤の関節腔内注射が主たる治療法になっています。

腰痛症

いろいろな疾患が含まれていますので正確な診断に努めてその疾患ごとに薬物治療、運動療法、温熱・電気治療各種のブロック治療を行っています。

五十肩

中高年者によくみられます。
運動療法を中心にして、ヒアルロン酸ナトリウム製剤の関節腔内注射、ブロック治療を行っています。

骨粗しょう症

骨塩量測定装置を用いて判定を行い、生活指導、食事上の注意、種々の内服薬や症状によっては注射製剤による保存治療を行っています。