骨粗鬆症について

 寝たきり老人の原因のひとつに大腿骨頚部骨折(股関節の骨折)があり、この誘因として骨粗鬆症があります。
 高齢の方、特に女性にとっては骨粗鬆症は時には、生命を脅かす生活習慣病のひとつです。
 骨粗鬆症発症には色々な原因が考えられていますが、食生活におけるカルシュウムの摂取の不足も大きな要因です。
 日本人の30歳以上の男女のカルシュウムの1日の所要量は600mgとなっていますが残念ながらカルシュウムの摂取状況の国民栄養調査ではその量を上回っていません。
  カルシュウムというと牛乳や小魚をイメージされる方が多いと思います 。ところが小松菜、青梗菜、大根の葉、かぶの葉等の緑黄色野菜にも多くのカルシュウムが含まれています。
  日本人の平均寿命は女性では87歳位まで伸びています。骨粗鬆症の予防と改善のために毎日沢山の緑黄色野菜を食べ続け寝たきりになることなく快適な生活が生涯送れるようにしましょう。